2024/09/10 19:19

かぼちゃの種子「パンプキンシード」
ウリ科の1年生草本で原産地はアメリカ。野菜として世界各国で栽培されています。
スパイスとして利用するのは種子で、34%の不揮発性の脂肪油と27%のタンパク質が含まれ栄養価が高く、日本で出回っているのはほとんど中国の輸入品です。
カボチャのなかでもペポカボチャ(薬用カボチャ)と呼ばれる品種の種子が特に薬効が強いとされています。
種子そのものにはほとんど香りがありませんが、煎ったりして熱を加えると、脂肪油が揮発性芳香成分に変化し、香ばしさが出てきます。
中国では大粒の種子を乾燥させ、塩炒りするか味付けするかして、酒のつまみなどの食用にしています。
漢方では南瓜仁(ナンカニン)と呼ばれ、低血圧の改善や回虫駆除に使用されます。
パンプキンシード