2023/07/08 16:33

狂った油「マーガリン」
「ショートニング」、「植物油」、「植物油脂」、「植物性油脂」、「加工油脂」とも記載される。
マーガリンの原料はリノール酸が含まれた植物オイルを固形化するため、水素を添加することにより分子構造が変わり、トランス脂肪酸になる。このトランス脂肪酸は狂った油またはプラスチックオイルと呼ばれる。

トランス脂肪酸はLDL(悪玉)コレステロールを増加させ、HDL(善玉)コレステロールを減少させる。
動脈硬化や虚血性心疾患の原因となる他、生活習慣病にも深く関わる。また免疫力を低下させる。
アメリカではトランス脂肪酸の含有量を食品に表示義務付けている。ヨーロッパ諸国でも販売は規制されている。
食品後進国のこの島では当然のことではあるが、特に規制されてもおらず野放し状態である。まさかこの島の伝統行事である、島のお代官さまと越後屋とのあの例の袖の下ゴッコが原因では・・・と疑ってしまう。

ちなみに我が家では「マーガリン」や「バター」の代わりに「ギー」を使用しています。
「ギー」とはアーユルベーダで最も優れたオイルと言われ、料理やドリンクの他、食事療法、マッサージオイル、外用薬としても利用されています。