日々是好食　ｍenu25 　　　　　　　　　　　　

「ハリッサごまだれ」　　　　　　　　21.03.11

ハリッサ（Harissa）とは北アフリカ地方のチリを使った燃えるように辛いペースト状のスパイスで、マグリブ料理のタジン鍋やケバブ、薬味としてよく使われている。

BONGAマスターがハリッサを初めて知ったのは身も心もスパイスにのめり込み始めた頃でもう15～16年も前のことだ。当時はデパ地下の専門店で缶詰やチューブ入の輸入物が売られていたが、残念ながら食品添加物のたっぷり入ったものばかりで、BONGAマスターはとても口にする勇気はなかった。

そこで作ったものが「ハリッサパウダー」だ。

主にカレーの辛味を増すために作ったもので、店内で使われるか激辛症候群のごく一部のお客様が愛用する、ごくごく稀な商品だった。

そんな「ハリッサパウダー」が唐突に注文が殺到したのは、コロナ禍真っ最中の昨年5月9日からだった。多分その日のテレビでハリッサが紹介されたのと推測される。ちなみに我が家にはTVの電波が遮断されているのだ。

その後3ヶ月ほど、あまりにも大量に続いた注文のせいで、BONGAマスターもMYIBAも体調を崩してしまった程だった。

今回はそのいわくつきの「ハリッサパウダー」を使って「ハリッサごまだれ」なるものの作り方をご紹介したい。

この「ハリッサごまだれ」とはハリッサパウダーで作るピリ辛ドレッシングのことで、冷奴、湯豆腐、サラダのほか、チヂミや鍋物のつけタレによく合います。しかもこのタレは新陳代謝をＵＰする作用があります。

ぜひお試しください。

●用意するもの（1回分）

醤油・・・70cc

長ネギ（みじん切り）・・・大さじ２

白すりゴマ・・・大さじ３

三温糖・・・大さじ２

酢・・・50cc

ハリッサパウダー・・・大さじ1/2

●Cooking

①ボウルに全ての材料を入れよくかき混ぜる。

②清潔なガラス瓶などに移し、冷蔵庫で保管。

　３週間ほど保存ができます。