2019/08/14 06:16
ジゲモンとよばれる地魚の多い小浜・橘湾だが、さすがに夏の間は魚種も収穫量も少ないようで、
BONGAマスターとしては晩酌の肴(さかな)選びに苦労する季節である。
この時節によく見かけ、価格もやや庶民的になってきたのがワタリガニだ。
ちょっと大きめで、しっかりと身が詰まったカニが店頭でで蠢(うごめ)いている。
先日は20センチ以上もある、まだ生への執着(しゅうちゃく)がたっぷりの「ワタリガニ」(2匹)が
手に入ったので茹でて今夜の「居酒屋BONGA」のおつまみメニューに。
そこはスパイス屋、ただ塩ゆでだけでは味気ないので、3年ほど前から販売しているカニのボイル用
シーズニングを使うことに。
この「ゆでカニスパイス」は、USAはルイジアナ州の先住民が使っていたというものを
7種類のホールスパイスを使ってBONGA流にアレンジしたもの。
仕あがりは思った以上で、カニ独特の生臭さが消え、茹であがった豊かな白い身に、
そこはかとない優雅な風味を添えてくれた。
今夜も茹でたてのワタリガニを肴に、BEERと南島原市の地酒「はねぎ搾り」(吉田酒造)の冷酒に
ストップがかけられそうもないBONGAマスターとMYIBAであった。
カニ好きの方はぜひお試しください。