魚屋さんやスーパーの店頭に「シロギス」が並び始めた。

鱚の一種で、初夏が旬のこの魚、天ぷら、刺身、塩焼き、煮つけとどんな料理にしても見かけ同様、白身の上品で美味なお魚だ。

６～１０月が繁殖期だそうで、日本海沿岸から東南アジア沿岸に広く生息する。

「キスゴ」が本来の呼び名で「生直（キス）」とは性質が素直で飾りっ気がないという意味に魚を表す語尾の「ゴ」が付いたものだ。

性格がひねて、見栄っ張りな我々人間族とはどうやら真逆の生物らしい。

店頭での選び方は、透明感があって赤っぽく見え、目は黒く澄んでおり、身は硬いものが新鮮で、白っぽく見えるものは古いそうだ。

そんな「キス」をフランスのブレンドスパイス「カトルエピス」とインドのアーユルヴェーダオイル「ギー」を使って炒めたものが「キスのフレンチソティ」だ。

ご家庭で簡単に作れて、上品でおしゃれな美味しさ、しかもヘルシーなこの料理、ぜひあなたのレシピに加えてみませんか。